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外壁塗装の仕上げ種類
外壁塗装には、塗色や塗料の種類のほかに「仕上げ」という、外観の印象を決定する要素があります。住宅の外壁塗装で用いられる、ポピュラーな5つの仕上げ方法について紹介します。
サイディング
特徴 | あらかじめ工場などで加工されたパネルを現場で貼る仕上げ。スチールやアルミを表面に用いる金属系サイディングとセメントや木材などの非金属系原料を窯で高熱処理して作る窯業系サイディングに大別されます。 |
メリット | ・表面の模様やパターンが完成しているので、好みの模様、パターンを多くのサンプルから自由に選ぶことができます。 ・水性・油性、どちらの塗料とも相性がいいです。 ・工場で大量生産できるので比較的低コストで導入できます。 |
デメリット | ・サイディングはパネルを貼り合わせて作るため、パネルとパネルの間に充填されたコーキング剤が劣化すると水が侵入しやすくなります。 ・複数の部材からなるため、塗り替えや交換コストがかさみます。 |
リシン
特徴 | アクリル顔料塗料であるリシンに石や砂状の骨材を混入して、外壁に吹き付ける外壁塗装。混ぜる石や骨材の種類や形状で、壁の表情をさまざまに演出できるため昔から人気があります。新築時に使われることも多いです。 |
メリット | ・石や骨材の形状でさまざまな表情を作り出せます。 ・下地が多少なめらかでなかった場合も、石や骨材の凹凸でカバーできます。 ・通気性・透湿性に優れるため、室内を快適に保ちやすいです。 ・塗装仕上げの中では最も安価です。 |
デメリット | ・防水性に劣るため、雨漏りの原因を作りやすいです。 ・低コストで施工できる反面、耐久性が低く、寿命は8年程度です。 |
スタッコ
特徴 | 外壁に吹き付けたセメントモルタルや合成樹脂をローラーで押さえたり、コテで塗り伸ばしたりすることで仕上げる塗装法。表面に粗い凸凹を作り、味わいのある表情を与えます。もともとは化粧漆喰を用いていましたが、昨今ではセメントモルタルを使うのが一般的です。 |
メリット | ・吹き付けた際の厚みがリシン仕上げより大きく、より豊かな表情を作り出せます。 ・耐久性は一般的に10年程度ですが、環境によっては20年程度持つ場合もあります。 |
デメリット | ・塗り替えの際にも、壁表面の凹凸がそのまま残るため、なめらかな仕上げには変更しにくいです。 |
吹き付け(中粒仕上げ)
特徴 | 圧縮空気を利用したスプレーガンと呼ばれる器具などで、塗料を霧状に吹き出し、塗膜を作る塗装法。紙粘土に似た練り物素材(ボンタイル)を外壁に吹き付けることで凹凸模様のパターンができます。押さえ仕上げとは仕上がりの模様が異なります。 |
メリット | ・高度な技術を必要とせず均一に塗ることができるので、比較的安価に施工できます。 ・表面が劣化しても、上塗りするだけでメンテナンスが可能です。 |
デメリット | ・一般的にはクラック(ひび割れ)が生じやすい傾向があります。 ・上塗り剤の耐久性が低い傾向にあります。 |
吹き付け(押さえ仕上げ)
特徴 | タイルを吹き付けるまでは、中粒仕上げと同一です。押さえ仕上げは、半乾きの表面をローラーやコテで押し潰すことで独特の表情を作り出す手法です。 |
メリット | ・高度な技術を必要とせず均一に塗ることができるので、比較的安価に施工できます。 ・表面が劣化しても、上塗りするだけでメンテナンスが可能です。 |
デメリット | ・一般的にはクラック(ひび割れ)が生じやすい傾向があります。 ・上塗り剤の耐久性が低い傾向にあります。 |